技術者指南書

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KY(空気が読めない)

私は「KY」という言葉が嫌いである。
「あの人、KYじゃない?」「そうだよね」と陰口を叩くのによく使われそうだからだ。
何も発信しない人間が、人のミスを嘲笑する、それも軽い気持ちで、攻撃する。
そんなイメージが「KY」には凝縮されているような気がする
(あくまでそんな気がする、という私自身の勝手なイメージだ)。
「空気を読まなくては」と大多数の人は(特に日本人は)思っているだろう。
なぜなら日本には「言わずもがな」という古くからの文化、風習があるからだ。
上司があれこれ物を言わなくても行動するのが優秀な部下であるし、女性があれこれ言わなくても
気遣いできるのが「デキる男」だ。
アメリカ人がなぜあんなにオーバーリアクションをしたり、直接的な物の言い方をするかといえば、
そうしないと相手に伝わらないからだ。
「私は怒っている」「私はすごく感激している」ということをアピールすることによって、
相手に自分の考えていることを伝える。日本人は国際的に繊細な人が多いとよく言われる。
相手が何も言わなくても感じようとする文化がある。周りが考えていることや、相手が考えている事を
察しようとする姿勢は大事だ。特にビジネスの場や、初対面の人に対しては。
なぜならお互いに本音を言い合えるような間ではないからだ。
かって知ったる知人の間では自由にリラックスしても問題はなかろう。
しかし、ビジネスの場でも場の雰囲気を考えすぎるのも問題だ。
上司の顔を伺い、部下の顔を伺い・・・それが極端になると最後は何もしゃべらなくなり、何の決断も
できなくなるだろう。ビジネスマン、特にリーダーにおいては
「場の空気を読み(それが的を得ていることが重要だ)」つつ「その場を打ち壊す」ほどのずぶとさが、
時に必要となる。