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武士道から学ぶ企業哲学

戦国時代の組織作りの知恵がビジネスに役立つことは多々あります。
売り上げや経済の活性化を目標とする近代の企業とは違い、戦国時代の国は生きるか死ぬかの
ぎりぎり戦いであるため、まさに「命を掛けて」組織を作ったからです。

司馬遼太郎の「燃えよ剣」で描かれている土方歳三はまちがいなく、カリスマ性を持ち合わせている
人物です。カリスマ性とは部下を魅了し奮い起こさせることができる、人を感化させる「目に見えにくい」
力を意味します。組織の上に立つべき人間、いわゆるリーダーシップがある人間というのは必ず持ち合わせて
いなければならない能力です。この能力の高さによって組織力というのは変わってきます。
楽天三木谷浩史サイバーエージェント藤田晋は少なくともこの能力がずば抜けて高いと言えます。
単純に仕事ができればいいわけではないのがこの能力の難しいところです。
会社というものは一人の人間で大きくすることは不可能です。多くの人間が一つの目標に力強く
向かう必要があります。カリスマ性の高い人間というのは組織を一つにすることができます。
また、優秀な人材を引き付けることができます。


さらに正確に「カリスマ性がある」とはどういうことでしょうか?


・強い信念をもつ、周りに惑わされないだけの強さを持つ
リーダーとは単純に言えば「決断をする」のが仕事です。
自分の考えを持ってなければなりません。しかもその考え、信念がころころ変わるようではなりません。
どんなに他人に否定されようが部下に批判されようが、「真に」「強く」想っている信念であればそれは
決してまげてはいけません。よくテレビなどの企業ドキュメンタリーなどで「この企画反発が多かった」
といったくだりがあったりしますがこれは当然です。何をするにも100%の理解を得ることは不可能です。
映画「もののけ姫」で主人公のアシタカが以下の台詞を言うシーンがあります。


「曇りなき眼で見定め、そして決める」


曇りなき眼、それは根拠のない憶測や周りのうわさではなく自らの考えということです。


・魅せる、魅了する
人に見えない努力は必要ですが、リーダーはやはり周りに表現する必要があります。
一人対全員のコミュニケーションと考え、どうやって分かりやすく伝えるかが重要になります。


・挑戦する、自らに高い目標を置く
リーダーは常に前を向いていなければなりません。前進しなければなりません。
「どうせダメだ」「なにをやっても無駄」と考えている人間に人はついてきません。
決して失敗を恐れず、壁に立ち向かってる姿に人々は魅了されるのです。


「そこにあるのは壁ではなく階段である。」


自らが率先して前進してこそ組織というのはついてくるものです。